
本日はいよいよ笠新道、ということになる。

ワサビ平から林道を少し戻った登山口の標高が1365Mとして、 抜戸岳直下の尾根上の標高が2800Mだから、 水平距離約2.7Kmに対する標高差1450M、ざっと53%勾配もの勾配だ。 これはかなりキツい。
AM5:00、出発する。


AM5:11、笠新道登山口に到着。直ちに給水する。

のっけから急登に突入となる。しばらくは樹林帯を行く。

途中樹木の途切れ目から乗鞍方面が見えるポイントがある。

日が登り、天気は上々となった。



登るにつれ対岸には壁のように穂高連峰が連なる。見覚えのある峰々。




這いつくばるような岩稜のぼりの連続の後、やっと2472ピーク下が見えてきたか・・・

2472ピーク下にはAM9:40到着。登山口から4時間半というところか。

ここで小休止だ。もうクタクタだが、ちょっと何か口にして・・・ ううっ、眠い。猛烈な睡魔が襲ってくる。耐えられないからちょっと横になろう・・・。
ハッと気が付いて時計を見ると、50分も経過していた。 ノロノロと起き上がり、あたりを見回す。天気はいつの間にか曇ってしまっている。
休憩中の別のパーティの人から「良く寝てましたよ」と言われてしまう。
最近「登山道で寝る」を覚えてしまった。 クマに食われそうな場所でもちょくちょく寝てしまう。 それにしても50分は寝すぎだ。
AM10:50、出発する。



一向に睡魔が去ってくれないのには閉口した。
何とか起き上がっては這い上がる。



反対側へ少し降りると縦走路と合流する。

だいぶガスが出て暗くなってきた。



しばらく進むとやっとテン場に到着した。

PM13:52。下からおよそ9時間だ。そのうちの睡眠が何時間だったろうか。

テントを設営したが、眠気が取れないので寝ることにした。 昨日しっかり睡眠をとったにも関わらず、生あくびが止まらない。 軽い熱中症もあるかもしれない。 それに笠新道はやはり相当に体力を損耗した。 眠るのが一番ということで2時間半ほど爆睡したようだ。
目をさましてテントを出ると、いつの間にか青空が出ている。

カメラと小さなバックを持って、まず山荘へ向かう。
ここはテン場と小屋が遠いので有名だ。
幕営の受付をし、ついでにトイレも借りた。

さて小屋から山頂まで標高差およそ100Mを登る。ゴーロ帯だ。















明日は抜戸岳まで今日来た縦走路を戻り、分岐からそのまま北上する。双六岳、三又蓮華岳をへて三又山荘まで長距離のトレイルだ。



第二日目の稿、了。